2025/12/06
2025年 Ajing Eging 釣行記
日 時:12月06日(土) 17:30~22:00
潮回り:大潮(↓) 180→30cm
場 所:WND
海水温 : n.a.
釣 果:ヒイカ x 8、アジ x 9
同行者:KMIさん、(SMTさん)
実は一昨日の木曜日(4日)、ヒイカ狙いでWNDに行ったのだが、どうしたことか夜釣にはなくてはならないライトを忘れてしまう大失態をやらかしてしまった。気が付いたのが釣り場到着の直前だったが、一旦は取りに戻って出直そうと考えた。しかし、釣り場の岸壁には街灯がある上、この日はスーパー・ムーンでしかも快晴なので何とかなるだろうと釣り場の岸壁に向かった。
そして、何とか準備を終えてキャスティングを始めた所、ラインは微かだが見えるので、思惑通り何とかなりそう。
しかし、ヒイカからの反応は返って来ない上、あるべき物があるべき所にないため、何とも落ち着かない。それでもキャスティングを続けていると、19:00を回った頃になって突然東風が吹き出して来た。それまでは殆んど無風状態だったため、風のことは全く意識することもなくヒイカからの反応を待っていたのだが、冬の風は冷たく一気に寒くなって来た。と同時に気持ちも冷えてしまい、19:30頃、スゴスゴと引き揚げざるを得ない羽目になった。
と云う訳で、悶々としていたのだが、土曜日は西or西南西の風が1m/sと極弱い予報が出ている。中一日しか空いておらず後期高齢者に身には少々厳しいが、どうにも気持ちが抑えられずKMIさんに連絡を入れると、WNDに出撃する予定とのこと。
KMIさんが行かないのであればMHR-KGNにしようと考えていたが、KMIさんのお供で再度WNDに行くことにした。
16:40頃、現地に到着。
17:20頃、渋滞に巻き込まれて到着が遅くなったKMIさんが到着し、並んで釣り座を構えた。
小生は前回の出直し戦なのでヒイカ狙いのライト・エギング、KMIさんはアジの反応がなくなったらヒイカ狙いに切り替えるとのことでアジングでキャスティングを開始。
今回のタックルは、沖目のボトム狙い用としてTenryu改のロッドに2.0gのナツメ錘を使ったライト・キャロ、足許の岸壁際狙い用としてXSC-59ST-ProのロッドにAldebaran BFS XGのリール、0.8号のおっぱいスッテを組み合わせたジグ単ならぬスッテ単の二組を用意。
そして、先発にTenryu改を手にヒイカの居場所を探したが、反応がない。そこで、一旦沖目を諦めることにして、足許を狙うためにロッドをXSC-59ST-Proに持ち替えて、チョンチョンと小さなアクションを加える釣り方にしてみた。
この釣り方はYouTube動画で観た釣り方を参考にしたもので、動画ではスッテから40~50cm離した所に付けたケミホタルの動きでヒイカの魚信を取る方法だった。しかし、WNDではヒイカの天敵であるシーバスやクロダイが多いため、ヒイカはボトムに張り付いている筈。そうなるとスッテとケミホタルの間を広く取る必要があり、とてもアジング用のタックルでは扱えない。そこで、ケミホタルを付けずにラインの動きでヒイカの魚信を取ろうと考えたもので、果たしてこの方法が有効なのか、不安ではあるが楽しみな釣り方。
すると足許狙いに切り替えて、2投目か3投目。アクションを加えようとするとジワッとした重さが伝わって来て、可愛い可愛いヒイカをゲット。
ラインで魚信が取れず、釣れちゃった感が満載だが、兎にも角にも狙って獲ることが出来た久し振りのヒイカで、思わず隣りのKMIさんに見せに行った位。
時刻は17:46のことで、出足は良い。この調子で・・・と思って後続を狙うと程なくして、2杯目をゲット。
所が、その後が続かない。ヒイカはアジと同じ様に群れで回遊しているとのことなので、群れが小さいのかも知れない。
その頃、アジを狙っていたKMIさんは、良型を次から次にものにしておりご満悦の様子。一方の小生は反応がなくなったヒイカが戻って来るのを待ちながら、KMIさんの釣りを只指を咥えて見ているだけで、心は徐々にアジングに傾いて行ったことは云う迄もない。
その後はSMTさんも加わり、3人並んでアジングを楽しみ、アジの反応がなくなった所で小生はヒイカ狙いに切り替えて、都合8杯。最後の3杯はエギ単での釣果だったが、スッテ単で結果が出せたので大いに満足出来た一晩だった。
とは云え、小さなヒイカ8杯では、老夫婦の食卓に乗せるにしても足りないので、近々追加補充のためにライト・エギングに行こうと考えている。その際にはラインの動きでヒイカの魚信を取ることに傾注したいと思う。
2025/12/01
2025年 Ajing Eging 釣行記
日 時:12月01日(月) 16:00~21:30
潮回り:中潮(↓↑) 140→50→57cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:ヒイカ x 0、アジ x 23、サバ x 2
同行者:単独
予報によると、この日の夜は南西の風が3m/s。となると、MHR-KGNでメバリングをするにしろKMI’sでアジングをするにしろ申し分のない条件なので、どちらにするか迷う所。しかし、前回のKMI’sではパーフェクト・ゲームに抑え込まれて悔しい思いをさせられたが、記念すべきエイジ・シュートとなる79回目の今回だけは、そんな思いをしたくはない。となるとMHR-KGNと云うことになるが、この日の潮回りは中潮で、生憎なことに、釣りをしている時間帯は下げ潮で20:22には49cmまで潮位が落ちてしまう。これでは到底釣りになりそうもない。
と云う訳で、前回の二の舞いにならないことを願いつゝKMI’sに行き、定番のアジではなくヒイカをメイン・ターゲットとすることにした。
と云うのも、アジは前回の例がある上、仮に釣れたとしても時合は極々短く、しかもサイズも小さくなっているので、楽しめる要素がかなり減って来ている。
対して、ヒイカは好ポイントとされているFRYに近く、何よりもつい先日には眼と鼻の先のWNDで釣果が出たとの情報があった。だからと云ってKMI’sで釣れる確証はなく、寧ろ、過去にも何度か挑戦したことはあるが結果は芳しくなかったことを考えると、今回も空振りに終わる公算が大きい。しかし、アジとは違ったヌメーッとした反応を味わいたくて敢えて試してみることにした。勿論、ヒイカでパーフェクト・ゲームを喰らっても、余り実績のないKMI’sでのことなので、アジ程の悔しさはない筈との打算の上でのことは云う迄もない・・・。
15:45頃、現地に到着。
早速、岸壁に出て見ると先行者の姿は見えず小生の貸し切りだったので、いつもの最奥に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。
今回使用するロッドは、久し振りに引っ張り出して来たスピニング・ロッドのTenryu改。験を担いだ訳ではないが、このロッドは小生が初めてヒイカを掛けた際に使用していたもので、スピニング・ロッドの方がベイト・ロッドよりも何かと小回りが効くと考えてチョイスしたもの。このロッドに組み合わせる仕掛けは、まだ明かるい時間帯なのでヒイカはボトムに着いていると考えて、リーダーの先端に1.5号のナス錘を結び、その40cm程上にスッテを結んだものにした。
キャスティングを始めたのは16:00頃。
海は前回と同じ様に波はなくノッペリとしていて、風も殆んどなくエギングをするには文句のない所だが、何となく釣れそうな雰囲気がない。ヒイカもアジと同じ様に群れで回遊しているとのことなので、回遊して来るのを待つ以外にない。それまでは只ひたすらキャスティングを続けるしかないが、KMI’sにも寄って来るのか?
寄って来るとして、そのタイミングはいつか?
等々考えながらキャスティングを繰り返していた。
しかし、何となく、アジなら来そうな気がしてならない。この日のターゲットはヒイカでアジは保険だと云い聞かせたが、アジングをするならこのタイミングしかないとの意見に負けて、アジングに切り替えることにした。
そこで、SaltyStage改のロッド、Aldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせて、16:30頃、アジングを開始。
だが、やはり反応はない。反応はないが、実績があるだけに続けていれば必ず回って来ると思える点がヒイカとは大きく違っていて、何となく余裕がある。
この日初めて反応が返って来たのは、10分程経った16:40のことだった。
何の前触れもなく突然トン。合わせが決まってやり取りを始めたが、思いの外引きが強い。
ひょっとするとクロダイかも・・と思ったが、クロダイにしてはトルク感がない。
何だろうと思いながら抜き上げたのはアジで、しかもサイズは22cmの良型。
釣れるのはロリ・サイズが多くなった冬パターンに入った筈なのに、まだ明るい時間帯に良型アジが来たことに驚いたが、これ1匹では老夫婦の食卓用としても到底足りない。何とか追加しなければと思いつゝキャストすると、今度はモソとした微かな反応があって強い引きが伝わって来た。良し、良し!!これでお土産は確保出来たと喜んだが、今度の獲物は右に左に強い力で走り回る。ひょっとすると・・と思った通り、抜き上げた獲物は30cm程のサバ。もう少し大きければこれ1匹でお土産に出来るが帯に短し襷に長しで如何にも中途半端。そのまゝリリースしようと思ったが、背後で小生の釣りを見守ってくれていた黒猫に進呈することにした。その黒猫も最初はバタバタと暴れるサバを持て余していたが、やがて、少し大人しくなったサバを咥えて背後の茂みに入って行った。
良型アジでボーズを喰らうことから逃れられたが、このサバが暴れ回ったためか、反応がピタリと消えてしまった。時合の短い冬パターンに入っているので、これで終わっても仕方ないが、せめて何とか1匹でも追加を・・。
その願いが通じたのか16:55に2匹目をゲット。しかし、サイズは16cm程しかない。立派なアジだがこのサイズではどうしようもないので、そのまゝ海に帰って貰ってキャスティングを続けた。そして、少し時間を置いた17:14に3匹目をゲット。しかし、サイズは同じ16cmで即リリース。
この3匹目は表層で反応して来たので、狙いを表層に替えて後続を狙って17:16に同サイズの4匹目をゲット。そこで狙いを表層に絞ったが、案に相違して反応がない。そこでボトム付近に狙いを替えると反応が返って来て、5匹目となる21cmの良型を17:21にゲット。良型はやはり底近くに居ると判断してボトムを狙うと反応が続かない。表層に替えると反応があるが、続かず単発に終わってしまって、どうにも落ち着かない。
しかし、20cm超を2匹キープ出来、お土産の心配はなくなったので、後は数釣りを楽しもうと表層狙いに徹することにした。すると、あったり遠退いたりしながらも退屈する間もなく反応が続いて18:16にはツ抜けを達成。
冬パターンに入っているのにこんなにも早い時間にツ抜けを達成出来たのは望外の喜びだが、この日の主役はヒイカの筈。
早くヒイカに切り替えたいと思いながらも、なかなか踏ん切りが付けられずそのまゝアジングを続け、1時間足らずで10匹のアジを追加し19:11にダブル・ツ抜けに成功。その後更に2匹追加した所で、アジングを止めてTenryu改にロッドを持ち替えてヒイカに狙いを替えた。
しかし、ヒイカからは何も反応が返って来ない。仕掛けをエギ単に替えたりもしたが空振りで、結局2時間程で諦めて片付けに入った。
そして、最後の最後にSaltyStage改を手に未練のキャストをすると、コツと反応があって21:37に23匹目のアジをゲット。これで未練も断ち切ることが出来てこの日の釣りを終えることにした。
と云う訳で、この日は本命のヒイカにはパーフェクトに抑えられ、半ば諦めていたアジの好釣果に救われた格好で、謂わば主客転倒と云った結果だったが、何としてでもヒイカを釣りたい。
次回は、他に目移りがしない様に、アジ狙いのタックルは持参せずに臨んでみようと思う。
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| 16:40 |
1匹目 |
22cm |
18:17 |
11匹目 |
17cm |
19:12 |
21匹目 |
16cm |
| 16:55 |
2 |
16 |
18:21 |
12 |
15 |
19:13 |
22 |
17 |
| 17:14 |
3 |
16 |
18:23 |
13 |
16 |
21:37 |
23 |
16 |
| 17:16 |
4 |
16 |
18:26 |
14 |
17 |
|
|
|
| 17:21 |
5 |
21 |
18:29 |
15 |
17 |
|
|
|
| 17:30 |
6 |
17 |
18:58 |
16 |
20 |
|
|
|
| 17:48 |
7 |
15 |
19:00 |
17 |
16 |
|
|
|
| 18:04 |
8 |
17 |
19:03 |
18 |
17 |
|
|
|
| 18:06 |
9 |
16 |
19:06 |
19 |
19 |
|
|
|
| 18:16 |
10 |
17 |
19:11 |
20 |
16 |
|
|
|
2025/11/27
2025年 Ajing Eging 釣行記
日 時:11月27日(木) 16:10~19:30
潮回り:小潮(↑) 120→135cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 0、ヒイカ x 0、カサゴ x 2
同行者:単独、(KMIさん)
天気予報によると、週末の金曜日は北寄りの風が4~5m/s、対して木曜日は南南西の風が2~3m/s。となると、釣りに出掛けるのはKMI’sにしろMHR-KGNにしろ無条件で木曜日にしたい所。しかし、残念ながら、KMI’sでは17:00頃、MHR-KGNでは21:00以降に傘マークが付いている。
特に冬パターンとなって夕間詰めの短時間しかアジが回ってこないKMI’sにとっては、肝心要の時間帯に雨が降るのは非常に辛い。一方のMHR-KGNであれば20:00過ぎ迄の4時間程は釣りが出来る計算だが、前回、前々回の傾向からすると可愛娘ちゃんが喰い気を出すのは20:00を回ってから。となると、こちらも肝心要の時間帯は雨の中と云うことになる。
と云う訳で、風向きは絶好の条件だが、週末の釣行は泣く泣く諦めていた。
所が、昼過ぎに天気予報をチェックすると、KMI’sの傘マークは消えていた。となると釣りに行かない理由はない。そそくさと釣りの準備を始めたのは云う迄もない。
しかし、道楽部屋から見る空はどんよりと曇っており、今にも降り出しそうだったが、心配した通り、車に乗り込んで走り出した途端ポツポツとウィンドウに雨粒が落ち始め、途中ではワイパーを使うまでの降りになっていた。
それでも引き返す気にならず、そのまゝ車を走らせて、15:40頃現地に到着。幸い、その頃には雨は殆ど上がっていたので、すっかりその気になって岸壁に出てみた。すると、中央付近から奥に掛けて長い竿を何本も出している二人のアングラーの姿があり、最奥には入れそうにもない。そこで、一旦道具を入り口に置いて場所を確保した上で、様子を訊きに行くとその先行者は府中のよく喋るおっさんとその連れで、型は小さいが数は出ているとのこと。この二人は水道前と事務机前の中間と中央付近に釣り座を構えており、最奥は空いていたので入らせて貰うことにした。
16:10頃、SaltyStage改のロッド、Aldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせでキャスティングを開始。
この日の日没時刻は16:29なので、まだ明かるい時間帯だが、最近のアジは夕間詰めの極々短い時間帯しか回遊して来ない。そのため余りノンビリ構えていると、千載一遇のチャンスを逃してしまう結果になりかねない。そこで、いつ何時回遊があっても良い様に、まだ明るい時間帯から始めたものだが・・・・。
岸壁では風は殆んど吹いておらず、海は波もなく穏やかでのっぺりしていてまるで湖or池の様で、生き物の気配がない。それでも先行者の二人はポツリポツリとだが、余り大きくはないアジを釣り上げているので、サイズを気にしなければ、反応が出始めるのは時間の問題だと考えていた。
所が、日没時刻を過ぎて周囲の光量が減って来てゴールデン・タイムに差し掛かっても何の反応もない。
アレッ、どうしたんだ・・・・・?
回遊してくる時間が少し遅れているのか・・・・?
期待を込めてキャスティングを繰り返したが、全く気配さえもない。
その内、魚信がなくなったと先行者の二人が帰り支度を始める始末。
沖目で魚信がなくなった
↓
岸壁の際に寄って来た
↓
いよいよ時合か・・・
こんな根拠のない三段論法で自身を励ましてキャスティングを続けたが、ウンともスンとも反応は返って来ない。
可怪しい! 可怪しい!
どうしたんだろう・・・・?
と思っている内、正に泣きっ面に蜂。ポツリポツリと雨粒が落ちて来始めた。
参ったなぁ・・・。
雨にはからきし弱いので引き揚げる事も考えたが、時計を見るとまだ18:00前なので止めるには早過ぎる。空を見上げると雲は高く色も白いので、本降りになりそうにもない。そこで、暫くすれば止むだろうと考えて背後の木陰で雨宿りをして様子見を決め込んだ。
予想通り雨は程なくして止んだので、気分を一新してアジングに戻ったが、アジの御一行様のご到来はないまゝ。
もうそろそろ回って来るだろうとキャスティングを繰り返しても、肝心要のアジは回って来ず代わりに雨粒が落ちて来て、早くも集中力は風前の灯。
雨は降ったり止んだりを繰り返していて、何とも中途半端。いっそのこと、もう少し強く降ってくれれば踏ん切りがつくと云うものだが、引き揚げようかなと思い始めると降り止み、キャスティングを続けているとポツリポツリと泣き出して来る。
19:00頃になってアジには見切りを付け、狙いをヒイカに替えてキャスティングを繰り返している所に、WNDで間詰狙いのアジングをした帰りのKMIさんが登場。
WNDでの結果は大小取り混ぜて10数匹だったとのことで、KMI’sでは只の一度も反応がなかったことを考えると、釣り場の選定を間違えたと見える。
19:30頃、その頃にはやる気は殆んど失せていたので、KMIさんと四方山話をしながらダラダラとキャスティングを続けていたのだが、又々雨が降り出して来た。しかも、これまでよりは若干強め。
これで漸く踏ん切りをつけてStopFishingとし、ソソクサと道具を片付けてKMIさんと一緒に岸壁を後にした。
それにしても久し振りに味わうアジングでのパーフェクト・ゲームだが、それ程悔しさがないのは、どうしてだろう?
煩悩の塊の様な小生も、八十路を目前にして漸く達観の域に近付いたと云う訳か・・・・。
2025/11/24
2025年 Mebaring 釣行記
日 時:11月24日(月) 16:50~21:30
潮回り:中潮(↑↓) 160→166→100cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 5、カサゴ x 6
同行者:単独
この日は勤労感謝の日の振替休日で一応祝日と云えるが、翌日の火曜日は雨模様の予報が出ているため、敢えて平日釣行派の禁を破ってMHR-KGNに出掛けることにした。
16:20頃、現地に到着。
3連休の最終日なので、翌日からの仕事を控えて釣り人の皆さんは早めに切り上げて居るだろうと考えていたが、岸壁には釣り人の姿がチラホラと見える。と云っても、長い岸壁なのでKMI’sの様にあぶれる心配は全くなく、現役組の愉しみの邪魔になることもない。これが祝日のこの日に釣行することにした理由なのだが、心配なのは可愛娘ちゃんのご機嫌で、こればっかりは前回よりも良くなっていることを願うしかない。
岸壁に際に立ってみると、南南西の1m/sと予報のあった風は殆んど無風で、満潮時刻1時間前の海は潮位が高くて、テトラ帯も殆んどが海中に没していて海が広く見える。
今回使用するタックルは、前回と同じAbuGarciaのXMBC-742ULT-BFのロッドに月下美人AIR TW PE SPのリールを組み合わせたものだが、スプリット・ショットに使用する錘は0.5gと変わらないものゝ、飛距離を稼ぐためにJHは前回よりも重たい1.5gとした。
と云う訳で、小生の眼でもまだ何とか着水点が見える明かるい内に、飛距離を確認しておこうと、リールのブレーキ調整を兼ねて何度かキャスティングをした後、30番スポット付近に移動して、16:50頃、メバリングを開始。
しかし、前回と同じ様に何も反応が返って来ず、海からは生き物の気配が全く伝わって来ない。
時間的には丁度潮止まりの満潮時刻なので、潮が動き始めたら魚の活性も上がって来る筈。それまでの辛抱だと我慢をしてキャスティングを繰り返したが、音沙汰はない。
待てど暮らせど反応が返ってこないことに、嫌気が差して、18:30頃、前回何とか可愛娘ちゃんが顔を見せてくれた凸部の先に移動することにした。
そして、蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんの居場所を探したが、何処に行ってしまったのか全く梨の礫。
早くもこの時点でボーズを意識し始めていた。
この日初めて反応があったのは、18:55、122番スポット付近のことで、この時はコンと金属的なはっきりとした反応だったので、一瞬で覚醒。
合わせも決まってやり取りを始めた所、思いの他引きが強くクロダイが掛かったのかと思った程で、慌ててドラグを締めて何とか抜き上げたのは23cmの良型の可愛娘ちゃん。
やっと、魚の活性が上がって来た・・・・。
すっかり目が覚めて集中力高くキャスティングを繰り返した。しかし、後続の反応はない。
そこで、気分転換のために飛ばし浮きを使ったシステムに替えることにした。
前回も今回も1.2gや1.5gのJHを使ったスプリット・ショットで通して来たのだが、実はMHR-KGNでは、かつては0.5gや0.3gの極々軽いJHを使ったジグ単でメバリングを楽しんでいた。しかし、ベイト・タックルではとても扱える重さではない。そこで飛ばし浮きを使って0.3gのJHを扱おうと云う魂胆で、時間を掛けてシステムを組み直して、キャスティングを再開。
すると、BINGO。微かな反応が返って来て針掛かりさせることに成功。
良し、良し!!と気分良くリーリングを始めた所で、残念ながらフック・アウト。しかし、次のキャスティングで同じ様な微かな反応があって、今度は獲物のゲットに成功。1匹目の23cmと比べると月とすっぽんの13cmのロリ・サイズながら、目論見が奏功した嬉しさの方が強い2匹目で、時刻は19:18の129番スポット付近でのことだった。
このまゝ調子が上がって来るのかと期待したが、129番スポット付近では反応が続かなかったので、蟹の横這い釣法で移動しながら居場所を探し、133番スポット付近で3匹目をゲット。サイズはやはり13cmで時刻は19:30だった。
しかし、やはり単発で後続はない。
結局、滅多に行くことのない最奥にまで足を伸ばした結果、19:51に4匹目となる13cmのロリ・サイズをゲットしただけに終わり、20:00過ぎに折り返しに入った。
復路に入ってからも状況は全く変わらず、何処にキャストしても反応が返って来る気配さえなく、90番スポット付近で20:33にロリ・サイズの13cmをマグレで拾っただけに終わり、21:30頃、StopFishingとした。
前回の20日に続いて今回もMHR-KGNの円らな瞳の可愛娘ちゃんのご機嫌伺いをしたのだが、忘れた頃に単発で返って来る反応を何とか拾うしかなく、状況はもう一つ。
季節が進んで調子が上向いて来れば良いのだが・・・・・。
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| 18:55 |
1匹目 |
23cm |
122番スポット付近 |
| 19:18 |
2 |
13 |
129 |
| 19:30 |
3 |
13 |
133 |
| 19:51 |
4 |
13 |
最奥 |
| 20:33 |
5 |
13 |
90 |
2025/11/20
2025年 Mebaring 釣行記
日 時:11月20日(木) 16:50~21:00
潮回り:大潮(↓) 165→50cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 4、カサゴ x 12、エソ x 1、ヒラセイゴ x 1
同行者:単独
この3~4年、この時期はまだタチウオを追い掛けているのだが、どうも今シーズンは終わった様子。アオリイカも水温の低下と共に深場に行ってしまったと見えて、MHR-KGNでは2回連続のパーフェクト・ゲームを喰らってしまった。また、アジはまだ在庫がある上、夕間詰めの極短時間しか釣れなくなる冬パターンに入ってしまって面白味がなくなって来た。となると小生に残されたターゲットはメバル位しかないが、時期的に少し早い気がする。
どうしようかと考えたが、MHR-KGNに行けばメバルは無理でもカサゴは遊んでくれるだろう。幸い、この日の夜の風は予報では南々東or東の1~2m/sと弱いので釣りには問題はなさそう。
と云う訳で、時期的には少し早いが今シーズンのメバルの開幕戦をMHR-KGNですることにした。
16:40頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると1週間前にはタチウオ狙いのアングラーが大勢長い竿を出していたが、この日は1人も居らず閑散としている。
風は予報通り弱くて、寒さ対策のために引っ張り出して来たダウンのインナーを着込んだ身には寧ろ少し暑く感じる位で、満潮時刻を過ぎたばかりの海はテトラ帯が見えず、広く感じる。
16:50頃、19番スポット付近でキャスティングを開始。
今回使用するタックルは、AbuGarciaのXMBC-742ULT-BFのロッド、月下美人AIR TW PE SPのリールに0.5gの錘と1.2GのJHを使ったスプリット・ショット。
久し振りに長さが7㌳以上のベイト・ロッドを使うので、先ずはリールのブレーキ調整のためのキャスティングを数回行った後、いよいよメバリングを開始。
釣りの開始時には、いつものことだが、期待と不安が入り混じってドキドキとする。これは長年釣りに呆けていても、この年令になっても変わらつことはない。特に今回は、4~5年程前から釣果が出なくなっているMHR-KGNのメバルなので、今シーズンのメバル事情を占う大事な開幕戦なのでドキドキ感が強い。
サイズはそれほど大きくなくても良いから、数が出て欲しいと思いつゝキャスティングを繰り返したが、反応は返って来ない。
そこで蟹の横這い釣法で、2~3投して反応がなければ少し移動して又2~3投を繰り返して、円らな瞳の可愛娘ちゃんの居場所を探すことにした。
しかし、記憶に残っているこれまでの実績ポイントでは念入りにチェックしてもみたが、やはり梨の礫。
結局、この日最初にロッドを曲げてくれたのは、18:00頃に来た17cm位のカサゴ。1時間以上もキャスティングを繰り返しても、何も反応がなかったので緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんばかりでなく円らな瞳の可愛娘ちゃんにも嫌われたとボーズを覚悟し始めた頃だったので、外道とは云え嬉しい獲物だった。
カサゴでも良いから、このまゝ続いてくれ!!と願ったが、カサゴもこれっきりで何も反応がない。
19:00頃、堪らず凸部の先に大きくワープしたが、やはりこちら側でも反応が返って来ない。
ベイト・ロッドなので距離が出ていないため、メバルの居場所まで届いていないのかも知れないと飛ばし浮きを使ったシステムに替えて、沖目を狙ってもみたがこれも空振り。しかも、期待した程飛距離が出てもいない。
そこで、システムを1.2gのJHに0.5gの錘を使ったスプリット・ショットに戻してテトラ帯の角を狙ってキャストを繰り返していると、突然ココンと反応が返って来た。
この頃には、反応のない時間帯が長かったため集中力が切れ掛かったいたので、咄嗟には魚信だとは判らず合わせを入れるのが1拍遅れたが、何とか針掛かりさせ、抜き上げてみると本命の可愛娘ちゃん。サイズは17cm程のMHR-KGNでのアベレージだが、嬉し嬉しい獲物。ポイントは121番スポット付近で、時刻は実釣開始後2時間半も経過した19:20のことだった。
今考えると、2時間半もの長い間カサゴ1匹で良く我慢して粘れたものだと思うが、これも老いの一徹か・・・・。
何とか本命の可愛娘ちゃんをゲット出来たことでホッと一安心をした所で、後続を狙ったが、反応はない。MHR-KGNでは、同じポイントで複数のメバルをゲット出来るのは条件が良い場合しかないので、2投程して隣りに移動。
そして、目論見通り5分後の19:25に123番スポット付近でこの日の2匹目のメバルをゲット。サイズは15cm程で一回り小さくはなったが、ようやく可愛娘ちゃんの活性が上がって来たのかも知れないと隣りの125番スポット付近に移って19:31にこの日の3匹目をゲット。
サイズは更に小さい13cm程にはなったが、数釣りを楽しもうと又隣りに移ろうとした。しかし、残念ながらそのポイントには先行者の黒い影が薄っすらと見えるので、諦めて折り返しに入ることにした。
その頃から、カサゴの活性が高くなって反応して来るのはトボケ顔をしたカサゴばかりになってしまった。
魚の反応が何もない時は、カサゴでも良いから・・・と思っていたのに、メバルの活性が上がって来たと見ると、何だ、カサゴか・・・。誠に身勝手なものでカサゴにとっては失礼な極みだが、これもアングラーの性。
それでも、その内可愛娘ちゃんが来るだろうとキャスティングを繰り返して、20:11に103番スポット付近で17cmの4匹目となる可愛娘ちゃんをものにすることが出来た。
しかし、やはりカサゴの方が積極的にワームに対する反応が良い。
復路に入り凸部の手前側にまで戻ってきた頃には、潮位はかなり下がっておりテトラ帯と岸壁の中間に配置されたテトラが大きく姿を現す様になって、キャスト出来る範囲が限られてやり難くなってしまった。しかも、潮位がなくなったせいか、カサゴもピタリと反応しなくなり、こうなると辛うじて繋がっていた首の皮も呆気なく切れてしまい、21:00過ぎにStopFishingとした。
今回は今シーズンを占う一戦だったが、外道は多かったものゝ何とか本命をゲット出来た。季節がもう少し進んで更に寒くなって来ればはっきりとするだろうが、今シーズンは期待出来るかも知れない。否、期待したい!!
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